脱炭素方針
1. 基本的な考え方
当社は、気候変動が社会および企業活動に深刻な影響を及ぼす重要課題であるとの認識のもと、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを企業責任として位置付けています。
IT業界に属する企業として、自社の事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量の削減はもちろん、サプライチェーンの一員として、取引先や社会全体のカーボンニュートラル実現にも貢献します。
2. 削減目標(SBT 1.5℃水準に準拠)
・2025年度末までに
GHG排出量(Scope 1・2・3)の可視化を完了
・2026年度末までに
GHG排出量の削減目標(SBT1.5℃相当)を設定
・2030年度まで
Scope1+2:4.2%/年削減
Scope3 :2.5%/年削減
・2040年度末までに
**Scope 1・2・3合計で実質ゼロ(カーボンニュートラル)**を達成
3. 主な取組項目
■ エネルギーの使用削減・高効率化
・LED照明・空調の温度調整・節電
・サーバ・IT機器の電力最適化とクラウド活用
■ 再生可能エネルギーの導入
・非化石証書や再エネ電力の積極活用
・太陽光発電等の導入検討
■ 車両・移動に関する排出削減
・社用車のハイブリッド車またはEVへの切替を推進
・レンタカー・リース車両利用時の低排出車選定を推奨
・公共交通機関の利用促進
■ 調達・物流・出張の見直し(Scope 3)
・(オンライン会議の優先活用)
・社内物流環境配慮型調達の推進とサプライヤへの要請
・出張最適化の見直しと集約
■ 廃棄物削減とリサイクルの推進
・ペーパーレス化、資材の再利用・再資源化
・電子機器・消耗品の適正処理とリサイクル
■ 排出量の算定とモニタリング
・Scope 1・2・3の毎年のGHG排出量の算定・管理
・削減実績をKPIで管理し、改善サイクルを構築
4. 実施体制と推進方法
・環境責任者を中心としたGHG管理体制を整備
・各部門で目標共有と役割分担を明確化
・必要に応じて、第三者認証やSBTi登録を検討
5. 情報開示とステークホルダーとの連携
・GHG排出量および進捗の透明性ある開示
・顧客・取引先からの要請に基づいた迅速な対応
・サプライチェーン全体での連携と支援
令和7年10月
T’zCom株式会社